子どもを連れて引っ越しする際は、周辺にどのような学校があるか事前に把握しておくことが重要です。
そこで今回は、大阪市阿倍野区にある「関西インターナショナルハイスクール」の概要とカリキュラム、特徴をご紹介します。
大阪市阿倍野区への転居を検討中の方は、学校選びの参考情報としてぜひご覧ください。
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目次
大阪市阿倍野区「関西インターナショナルハイスクール」の概要
関西インターナショナルハイスクールは、1989年4月1日に国際アカデミー高等専修学校として、大阪府の豊中市にその歩みを始めました。
国際的な視野を持つ人材育成への強い志を持ち、創立以来、国際教育の分野で着実に発展を遂げてきました。
1996年には、大阪市内へと拠点を移し、その際に学校名を関西国際高等専修学校(Kansai International High School)へと改称しています。
さらに、2002年には、天王寺学館高等学校の設立に伴い、関西外語専門学校国際高等課程(Kansai International High School)として新たな組織体制へと移行し、現在に至っています。
教育理念と特色
関西インターナショナルハイスクールの教育理念は「真の国際人」の育成です。
単に英語が話せるだけでなく、国際的な視野を持ち、多様な文化を理解し、主体的に行動できる人材を育てるという強い意志の表れです。
学校は、国際的な環境で実際に活用できる実践的な英語力を生徒に身につけさせるとともに、幅広い知識と知性を備えたバランスの取れたグローバル市民へと育成することを目指しています。
この目標は、グローバル化が加速する現代において、生徒たちが世界で活躍するための基盤を築く上で不可欠です。
関西インターナショナルハイスクールの概要
関西インターナショナルハイスクールは、大阪市内でも有数のターミナル駅である天王寺駅に近く、公共交通機関を利用した通学に便利な立地です。
JR天王寺駅からは、東口を出て地下通路に入り、「松崎口」から地上に出ると、南へわずか150m、駅改札口より徒歩約5分の距離にあります。
大阪メトロ御堂筋線を利用する場合は、天王寺駅の東改札口から「松崎口」を出て、同様に南へ150m、駅改札口より徒歩約3分で学校に到着します。
●所在地:大阪市阿倍野区松崎町2-9-36
●アクセス方法:大阪メトロ御堂筋線 「天王寺駅」 東改札より徒歩約3分
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大阪市阿倍野区「関西インターナショナルハイスクール」のカリキュラム
大阪市阿倍野区に位置する関西インターナショナルハイスクールは、「生きた英語力」を身につけ、国際社会で活躍できる真の国際人の育成を目指す全日制の3年制高校です。
カリキュラムは、英語と日本語のバイリンガル教育を特徴としており、英語のみでおこなわれるインターナショナルスクールとは異なる点です。
文部科学省に認可された専修学校高等課程のため、卒業生には大学入学資格が付与されます 。
授業は少人数制(1クラス15~20名程度)で、生徒が主体的に参加するアクティブラーニングが重視され、ディスカッションやプレゼンテーションが積極的におこなわれます。
年次別の学習内容
関西インターナショナルハイスクールのカリキュラムは、生徒の段階的な成長を促すように構成されているのが特徴です。
1年次では、まず中学までの学力を確認し、生徒一人ひとりの英語レベルに合わせたクラスに配置されます。
また、早い段階から将来の進路についての話し合いがおこなわれ、実現に向けて共に考える機会が設けられます。
異文化体験を通じて世界観を広げるため、アジア圏の国への海外研修旅行が実施されるのも魅力的です。
さらに、英検やGTECなどの検定試験の受験指導もおこなわれ、明確な目標を持って学習に取り組む意欲を高めます。
2年次には、語学力の向上と異文化理解を深めるため、英語圏の国へのホームステイプログラムが原則として全員に課されます。
進路指導は継続しておこなわれ、生徒の希望進路実現に向けたサポートがあるのも嬉しいところです。
また、一定の条件を満たした希望者は、海外の高校への長期留学に挑戦し、国際感覚をさらに磨くことが可能です。
3年次では、国内・海外の大学等への進学に向けた集中的な受験指導がおこなわれます。
大学受験において評価される英検、TOEIC、TOEFL、IELTSなどの検定試験の受験指導も継続されます。
3年間の学習の集大成として、生徒は模擬国連に参加し、教養、語学力、国際性を発揮する機会を得られるでしょう。
時間割の構成
関西インターナショナルハイスクールの時間割は、英語と日本語の授業がバランス良く配置されているのが特徴です。
各学年の時間割例を見ると、1日7時限の授業が組まれており、午前には国語や地理といった日本語による授業と、スピーキングや英文法といった英語による授業が混在しています。
午後にも、歴史総合や情報Ⅰなどの日本語の授業と、リーディングやエコロジーといった英語の授業が配置されています。
各授業時間は45分であり、一般的な高校の時間割と同様です。
選択科目も充実しており、体育、数学Ⅰ、中国語、韓国語、時事問題、スピーキングⅠ・Ⅱなどが用意されています。
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大阪市阿倍野区「関西インターナショナルハイスクール」の特徴
関西インターナショナルハイスクールの主な特徴は、以下の3つです。
①英語力の向上
関西インターナショナルハイスクールの生徒の英語が伸びる理由は、ネイティブ教員による質の高い授業です。
単に英語を教科として学ぶだけでなく、実際に使える英語を身につけるためのさまざまな工夫が凝らされています。
海外大学への進学を見据え、スピーキングとリスニング能力をとくに重視しながら、リーディングとライティング能力もバランス良く育成しています 。
卒業時には多くの生徒がTOEICで550点から850点を目指し、なかには850点を超える生徒もいるほどです。
②多彩なプログラム
関西インターナショナルハイスクールでは、単に英語力を高めるだけでなく、生徒がグローバルな視野を持ち、多様な価値観を理解できるようなプログラムを提供しています。
その中心となるのが、外国人教員と日本人教員がそれぞれの強みを活かし、連携しておこなうセミ・イマージョン英語教育です。
ネイティブ教員による週12時間の英語での授業にくわえ、日本人教員も英語の教科書を使用し、地理、国際理解、国際関係、地域研究、政治経済などの科目を指導します。
英語のみの授業だと日本の中学校を卒業したばかりの生徒にとっては学習内容の理解が難しい場合があるとの課題を考慮したものです。
日本人教員が英語を用いてサポートすることによって、生徒はより深い理解を得ることができ、英語力と教科学習の知識をバランス良く習得できます。
1クラス15人から20人の少人数授業では、ディスカッション、ディベート、プレゼンテーションなどを積極的に取り入れたアクティブラーニングが重視されています。
高校3年生を対象とした模擬国連大阪への参加も特色あるプログラムの1つです。
さらに、高校2年生を対象に、約2週間の海外ホームステイプログラムがあるのも魅力です。
③アメリカ式の評価基準
生徒の学習成果を適切に評価し、成長を促すために、アメリカのシステムに準拠した16段階のアルファベット評価を採用しています。
S+からFまでの評価があり、それぞれの評価には対応するパーセンテージが設定されています。
この細分化された評価システムにより、生徒は自身の学習達成度をより具体的に把握することができ、学習の改善に繋げやすくなるのです。
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まとめ
大阪市阿倍野区にある関西インターナショナルハイスクールは、実践的な英語力の習得と国際的な視野を持つ人材の育成に力を入れています。
カリキュラムは英語を母語とする教員によって英語で授業がおこなわれるほか、日本人教員も英語の教科書を使用し、少人数制で授業をおこなっています。
英語力や多彩なプログラム、アメリカ式の評価基準が特徴的です。
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